一つの作品の中に5種類の伝統紋様をカットした作品はほとんどない。
小さい素材に多くの紋様をカットすると江戸切子の繊細さが損なわれるからだ。
この器は大きさを活かすことで5種類の紋様をカットしてある。
また、大きい素材独特の厚さも活かし太いカットをほどこした。
太く深いカットは光を反射し強いきらめきを発する。
その間に八角籠目と菊つなぎを魚子をカットすることで繊細さも感じることができる。
底面には蜘蛛の巣紋をカット。
これらを組み合わせることで伝統紋様を斬新なデザインに仕立てた。
伝統技術の詰まった作品に酒を入れれば酒器として使える。
日本の伝統でもある酒を江戸切子で味わう、
何とも贅沢なひと時である。
美しい輝きを目で楽しむ
細かいカットから生まれる繊細な輝きと、力強いカットから生まれるキラっとした輝き、カットによって変化する輝きの違いをご堪能ください。
カットの表面を触って楽しむ
ガラスにくまなく施された大小のカット。太さや角度の違いによって生まれる手触りの違いも、お楽しみいただけます。
※作品の素材、カットは全て手作りのため、同じ作品であっても大きさ、色、形が商品によって微妙に異なります。あらかじめご了承ください。
商品詳細
最大径 | 13×6.5 (cm) |
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高さ | 7.5 (cm) |
重量 | 501 (g) |
素材 | クリスタルガラス |
伝統工芸士 | 瀧澤利夫 |