籠目とは古来より庶民の生活に馴染が深い竹籠の網目や格子模様のことを指す。
その籠目をガラスにカットしたのが江戸切子職人。
籠目紋の江戸切子は光をまとったように美しく輝き
数ある紋様の中でも好まれてきた。
その美しさの反面、カットが非常に難しく、熟練の技術と高い集中力が要求される。
職人の間では「籠目紋の作品であれば間違いはない」と言われる程、
技術が試される紋様でもある。
瀧澤利夫は籠目紋を全体にカットすることに挑戦。
ぐい呑みのように小さい器の場合、カットにはさらなる緻密さが要求され
一部の熟練した職人にしか作れない価値のある逸品。
多くの職人を苦労させてきただけに
見事にカットされた籠目紋の煌めきは光をまとう様で、
酒の席を鮮やかに輝かせてくれる。
この酒器で飲む日本酒を嗜むときには
煌めきの裏に隠された職人の技に酔ってもらいたい。
美しい輝きを目で楽しむ
細かいカットから生まれる繊細な輝きと、力強いカットから生まれるキラっとした輝き、カットによって変化する輝きの違いをご堪能ください。
カットの表面を触って楽しむ
ガラスにくまなく施された大小のカット。太さや角度の違いによって生まれる手触りの違いも、お楽しみいただけます。
■ 銀座三越 -江戸切子製作実演販売会
※作品の素材、カットは全て手作りのため、同じ作品であっても大きさ、色、形が商品によって微妙に異なります。あらかじめご了承ください。
商品詳細
最大径 | 6.3 (cm) |
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高さ | 5.2 (cm) |
重量 | 117 (g) |
素材 | クリスタルガラス |
伝統工芸士 | 瀧澤利夫 |