上部には槌目といわれるまだら模様を、下部に袴をカットしたミニロックグラス。
槌目のカットは色ガラスの部分を残すために繊細な力加減が必要。
カットが足りなければ綺麗なグラデーションは表現できず、
カットしすぎると色がなくなってしまう。
微妙な力加減でひとつひとつ丁寧にカットしていくのは高度な技と集中力を要する。
槌目の繊細さとは反対に下部の袴は大胆にカットした。
下からのぞきこむと光の屈折によって現れる無数の線とまだら模様が美しい。
職人の手仕事の繊細さを強調するように真中には菊つなぎ紋がカットされている。
小さいグラスに職人の技が多くカットされたグラスは
焼酎やウィスキーをストレートで飲むグラスとして調度よい大きさ。
酒と一緒にグラスを楽しめるのが酒好きにはたまらない江戸切子の魅力である。
美しい輝きを目で楽しむ
細かいカットから生まれる繊細な輝きと、力強いカットから生まれるキラっとした輝き、カットによって変化する輝きの違いをご堪能ください。
カットの表面を触って楽しむ
ガラスにくまなく施された大小のカット。太さや角度の違いによって生まれる手触りの違いも、お楽しみいただけます。
※作品の素材、カットは全て手作りのため、同じ作品であっても大きさ、色、形が商品によって微妙に異なります。あらかじめご了承ください。
商品詳細
最大径 | 6.4 (cm) |
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高さ | 7 (cm) |
容量 | 120 (ml) |
重量 | 194 (g) |
素材 | クリスタルガラス |
伝統工芸士 | 瀧澤利夫 |