様々な文化発祥の地であるヨーロッパでは紀元前よりガラス作りが盛んに行われていた。
バカラ、ヴェネチア、ボヘミアなど世界に冠たるブランドが生まれたガラス先進国であり
日本のガラス作りはヨーロッパから伝わったといわれている。
ボヘミアガラス発祥の地、スロバキアを当時支配していたのがハンガリー王国。
この作品の素材はハンガリーからの輸入したものである。
ハンガリー産の素材は薄手なのに色が濃いという特徴をもっており
ガラス先進国で培われてきた高い技術力を証明している。
その色はフランスやイタリアなど数々の芸術を生み出した国旗を思わせる。
この素材に江戸切子の紋様である菊籠目と玉をカットした。
伝統を意識しながらも丸みがある和風のデザインではなく直線的なデザインに仕上げた。
ヨーロッパと日本、それぞれの国の良さを合わせたデザインは他の江戸切子にはない力強さを持つ。
海を越えて職人による最高峰の素材と技が合わさった奇跡の作品である。
美しい輝きを目で楽しむ
細かいカットから生まれる繊細な輝きと、力強いカットから生まれるキラっとした輝き、カットによって変化する輝きの違いをご堪能ください。
カットの表面を触って楽しむ
ガラスにくまなく施された大小のカット。太さや角度の違いによって生まれる手触りの違いも、お楽しみいただけます。
※作品の素材、カットは全て手作りのため、同じ作品であっても大きさ、色、形が商品によって微妙に異なります。あらかじめご了承ください。
商品詳細
最大径 | 9.0 (cm) |
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高さ | 9.5 (cm) |
容量 | 300 (ml) |
重量 | 322 (g) |
素材 | クリスタルガラス |
伝統工芸士 | 瀧澤利夫 |