江戸切子 F002 蓋付入れ物・玉模様 1個

七宝と大小の玉をカットし江戸切子の2つの魅力を一度に味わえる作品

江戸切子の伝統紋様の1つである七宝、通常カットの真ん中には玉や星といったシンプルな紋様をカットすることが多い。
この作品は七宝の中心全体に八角籠目と菊つなぎといった難度の高い紋様がカットされている。

細部にまでこだわって丹念にカットした紋様を用いて豪華なデザインに仕上げている。

さらに作品の至る所には大小の玉をカット。各所にカットされた玉を覗けば通常では見えない紋様が姿を現す。玉部分のレンズ効果によって、光が屈折し姿を現す紋様は繊細な煌めきを放ち作品の美しさを引き立てている。

その繊細なデザインを蓋にも丹念にカットした。蓋付のうつわは江戸切子では珍しく、実物を目にすることはめったにない。人とは違ったワンランク上の江戸切子を求める目利きにこの作品をおすすめしたい。