江戸切子 D002 飾り皿・六連扇 1個

床の間に飾るならこの江戸切子、6本の扇に描かれた6つの伝統紋様が江戸切子の歴史を物語る

飾り皿の全体にカットされた6本の扇。
1つ1つの扇には菊つなぎ・八角籠目・矢来・麻の葉・はかま・七宝とといった
伝統紋様がカットされ、中心には蜘蛛の巣がカットされている。

1つの作品で7つの伝統紋様をカットしたのは江戸切子の伝統技術をふんだんに味わってほしいと願う、瀧澤利夫からの贈り物。

さらに、素材の色も江戸切子には大変珍しい、ダークイエローを使用した。この素材は硝子職人の工房を訪れた時にたまたま見つけた一般には流通していない物である。素材を見た瞬間、この作品を思いついたと、瀧澤利夫は言う。

ダークイエローの素材は丁寧に槌目状にカットすることで鮮やかな黄色とダークイエローのグラデーションを生み出し、それぞれの扇の煌めきを引き立てる効果を持っている。

7種類の伝統紋様と、全体にカットされた槌目から、この作品に対する職人の情熱が伝わってくるようだ。

ぐい呑みや、ロックグラスではできない飾り皿の広い面いっぱいにカットした作品は応接間や床の間など多くの来客の目につく場所に飾ってほしい。

空間を華やかに彩る職人渾身の江戸切子は、特別な相手への贈り物におすすめした逸品だ。